個別ガイド5126字最終更新 2026-09-29

相模原市の合併処理浄化槽設置補助金【最大78万円】申請方法と注意点を徹底解説

相模原市で単独浄化槽・くみ取り式から合併処理浄化槽へ転換する際、最大78万円の補助を受けられます。対象地域・補助額・申請手順を実例で解説。工事着手前の申請が必須です。

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相模原市の合併処理浄化槽設置補助金【最大78万円】申請方法と注意点を徹底解説

公共下水道が整備されていない地域で、単独処理浄化槽やくみ取り式トイレから合併処理浄化槽に転換する際、相模原市から最大78万円の補助を受けられます。本記事では、対象者・補助額・申請手順を実例に基づいて解説します。

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制度の概要

相模原市では、公共下水道の整備予定がない区域または整備まで7年以上かかる区域において、既存の単独処理浄化槽やくみ取り式便所を廃止し、合併処理浄化槽を設置する方に対して補助金を交付しています。

補助の目的: 河川や湖沼の水質汚濁を防止し、生活環境を改善するため、より浄化能力の高い合併処理浄化槽への転換を促進します。

補助金の種類:

  • 本体工事費補助: 浄化槽本体の設置工事費(限度額あり)
  • 付帯工事費補助: 配管工事など関連工事費(限度額あり)

編集部コメント
公共下水道の整備は地域によって進捗に大きな差があります。7年以上整備が見込まれない地域では、この補助金を活用して早めに合併処理浄化槽へ転換することで、生活環境が大きく改善します。特に既存の単独浄化槽は窒素・リンの除去能力が低く、河川への負荷が大きいため、環境面でのメリットも大きいです。


対象地域と条件

対象となる地域

以下のすべてを満たす地域が対象です:

  1. 公共下水道整備予定がない区域、または 整備まで7年以上かかる区域
  2. 農業集落排水処理施設区域外
  3. 高度処理型浄化槽整備区域外

具体的な対象地域は、緑区の橋本・大沢地区の一部、城山・津久井・相模湖・藤野地区、中央区・南区の一部が該当します。ご自宅が対象地域かどうかは、下水道料金課または津久井下水道事務所にお問い合わせください。

対象となる建物

  • 専用住宅: 一戸建て住宅(持ち家)
  • 店舗併用住宅: 延べ床面積の 3分の1以上を自己の居住用 に使用する建物

転換の条件

補助を受けるには、以下の転換が必要です:

  • 単独処理浄化槽 から合併処理浄化槽へ転換
  • くみ取り式便所 から合併処理浄化槽へ転換

対象外となるケース:

  • 新築に伴う浄化槽設置
  • 建て替え・増築に伴う設置
  • 既に合併処理浄化槽を使用している場合の更新

補助金額の詳細

補助金額は、設置する浄化槽の人槽(処理能力) と 対象水系(相模川水系 or 境川水系) によって異なります。

相模川水系(10人槽以下の専用住宅)

人槽本体工事費補助付帯工事費補助合計
5人槽581,000円200,000円781,000円
6~7人槽724,000円250,000円974,000円
8人槽以上959,000円300,000円1,259,000円

補助率: 本体工事費の 7割 および付帯工事費の 5割(上限額あり)

境川水系・10人槽超の専用住宅

人槽既存浄化槽撤去あり撤去なし
5人槽362,000円332,000円
6~7人槽444,000円414,000円
8人槽以上578,000円548,000円

補助率: 工事費の 4割(上限額あり)

編集部コメント
相模川水系の専用住宅(10人槽以下)が最も補助率が高く設定されています。これは相模川の水質保全を重点的に進めるための施策です。5人槽で標準的な工事費が120万円程度とすると、実質負担は40万円前後になるケースが多く、費用面のハードルは大きく下がります。


申請の手順

合併処理浄化槽の設置補助は、工事着手前の申請が必須 です。以下の9段階のプロセスに沿って進めます。

ステップ1: 事前相談

まず、下水道料金課または津久井下水道事務所に電話で相談し、以下を確認します:

  • 自宅が補助対象地域か
  • 必要な手続きの流れ
  • 補助金額の目安

ステップ2: 業者選定・見積取得

浄化槽設置業者を選び、工事費の見積書を取得します。複数業者から相見積もりを取ることをおすすめします。

ステップ3: 補助金交付申請(工事着手前)

以下の書類を市に提出します:

  • 補助金等交付申請書
  • 建築確認通知書の写し(建築基準法の手続きを行う場合)
  • 浄化槽認定シート
  • 設置工事費見積書
  • 市町村民税納税証明書(市税滞納がないこと)
  • 転換計画書
  • 誓約書

ステップ4: 交付決定通知

市が申請内容を審査し、補助金交付が決定されると「交付決定通知書」が送付されます。

ステップ5: 工事着手・完成

交付決定後、浄化槽設置工事を開始します。工事中は施工写真を撮影・保管してください。

ステップ6: 使用開始報告・実績報告

工事完成後、以下を提出します:

  • 浄化槽使用開始報告書(浄化槽法に基づく)
  • 補助金実績報告書
  • 浄化槽施工写真
  • 工事費の領収書

ステップ7: 補助金額確定

市が実績報告を審査し、補助金額を確定します。

ステップ8: 補助金請求

補助金交付請求書を提出します。

ステップ9: 補助金振込

指定口座に補助金が振り込まれます。

編集部コメント
「工事着手前の申請」は絶対条件です。工事を始めてしまうと補助対象外になるため、業者と契約する前に必ず市の窓口で手続きを確認してください。また、浄化槽法・建築基準法の手続きを怠った場合も補助対象外になります。


申請先・問い合わせ先

緑区(橋本・大沢地区)、中央区、南区

下水道料金課
電話: 042-707-1829
受付時間: 平日 8:30~17:15

緑区(城山・津久井・相模湖・藤野地区)

津久井下水道事務所(浄化槽班)
電話: 042-780-1410
受付時間: 平日 8:30~17:15


維持管理の義務

合併処理浄化槽を設置した後は、以下の維持管理が法律で義務付けられています:

  1. 法定検査: 年1回の定期検査(浄化槽法第11条)
  2. 保守点検: 定期的な点検・調整
  3. 清掃: 年1回以上の汚泥・スカムの除去

これらを怠ると、補助金の返還を求められる場合があります。


よくある質問(FAQ)

Q1. 補助金の申請期限はありますか?

A: 公式サイトに明示的な申請期限の記載はありませんが、予算の都合上、年度内の申請件数に上限がある可能性があります。早めに相談することをおすすめします。また、工事完成後の実績報告は工事完了から一定期間内に提出する必要があるため、スケジュールに余裕を持って計画してください。

Q2. 賃貸住宅でも補助対象になりますか?

A: いいえ。補助対象は 所有者が居住する専用住宅または店舗併用住宅 に限られます。賃貸住宅のオーナーが自ら居住している場合は対象になりますが、賃貸として他人に貸している場合は対象外です。

Q3. 既に合併処理浄化槽を使っていますが、老朽化したため交換したいです。補助対象になりますか?

A: いいえ。この補助金は 単独処理浄化槽またはくみ取り式便所からの転換 が条件です。既に合併処理浄化槽を使用している場合の更新・交換は対象外です。

Q4. 5人槽と7人槽、どちらを選べばいいですか?

A: 浄化槽の人槽は、建物の延べ床面積と居住人数によって建築基準法で定められています。一般的な目安は、延べ床面積130㎡以下で5人槽、130~200㎡で7人槽です。正確な人槽は、建築確認を行う際に建築士または浄化槽業者が算定します。人槽が大きいほど補助額も増えますが、設置工事費も高額になるため、適正な人槽を選ぶことが重要です。

Q5. 市税を滞納している場合、補助は受けられませんか?

A: はい。申請時に 市町村民税の納税証明書 の提出が必要であり、市税の滞納がある場合は補助対象外となります。滞納がある場合は、まず納付を完了させてから申請してください。

Q6. 工事費が見積もりよりも安く済んだ場合、補助金額はどうなりますか?

A: 補助金額は 実際にかかった工事費 を基準に計算されます。実績報告時に提出する領収書の金額が見積額より安い場合、補助金額も減額されます。逆に、工事費が見積もりを超えても、補助金の上限額は変わりません。

Q7. 浄化槽設置後、引っ越しする場合はどうなりますか?

A: 補助金交付後、一定期間内(通常5年程度)に転居や転売を行う場合、市に届け出が必要です。また、適正な維持管理を怠った場合や虚偽の申請が判明した場合、補助金の返還を求められることがあります。詳細は申請時に確認してください。


今日やること(CTA)

合併処理浄化槽設置補助を活用するために、今日から始められるアクションは以下の通りです:

ステップ1: 対象地域の確認(所要時間: 10分)

まず、ご自宅が補助対象地域かどうかを確認しましょう。下水道料金課または津久井下水道事務所に電話で問い合わせます。

  • 緑区(橋本・大沢)、中央区、南区: 042-707-1829
  • 緑区(城山・津久井・相模湖・藤野): 042-780-1410

ステップ2: 現在の浄化槽タイプを確認(所要時間: 5分)

ご自宅が単独処理浄化槽かくみ取り式かを確認します。分からない場合は、以前の点検業者または市の窓口に問い合わせてください。

ステップ3: 浄化槽設置業者に相見積もり依頼(所要時間: 30分)

地域の浄化槽設置業者2~3社に連絡し、見積もりを依頼します。その際、「相模原市の補助金を利用したい」と伝えると、手続きに詳しい業者が対応してくれます。

ステップ4: 市への事前相談予約(所要時間: 10分)

見積もりが揃ったら、市の窓口に電話で事前相談の予約を取ります。必要書類や申請の流れを詳しく教えてもらえます。


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出典・参考資料:

最終更新: 2026年9月29日
記事作成: ライターエージェント(相模原市公式サイトに基づく)


この記事は相模原市の公式情報を基に作成していますが、制度内容は予告なく変更される場合があります。申請前に必ず最新情報を市の窓口でご確認ください。

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