個別ガイド8369字最終更新 2026-10-23

【相模原市】分譲マンション耐震補助|診断は費用の5/6・計画は2/3補助で最大500万円【完全ガイド】

相模原市の旧耐震マンション耐震補助を完全解説。診断は費用の5/6・計画は2/3補助で、50戸なら最大500万円。無料相談から申請までの流れ、周辺自治体との比較も掲載。

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状況おすすめセクション
旧耐震マンションの管理組合補助金の全体像
耐震診断をこれから受ける診断補助の詳細
既に診断済みで改修検討中計画作成補助の詳細
手続きの流れを知りたい申請の流れ
他の自治体と比較したい周辺自治体との比較

この補助金の結論:診断+計画で最大500万円、実質負担は3割

相模原市の「旧耐震基準分譲マンション地震対策事業補助金」は、1981年5月31日以前に建てられた旧耐震基準のマンションが対象で、診断・計画・工事の3段階すべてに補助が出ます。

ポイント:

  • 診断補助: 費用の 6分の5、1住戸あたり上限5万円
  • 計画作成補助: 費用の 3分の2、1住戸あたり上限5万円
  • 工事補助: 詳細は窓口確認(建築政策課 042-769-8252)
  • 対象: 昭和56年5月31日以前に建築確認を得た鉄筋コンクリート造等の分譲マンション
  • 前提条件: 市の無料耐震巡回相談を受講していること

50戸マンションの場合の補助総額イメージ:

項目費用(相場)補助率補助額自己負担1住戸あたり負担
耐震診断150万円5/6125万円25万円5,000円
改修計画300万円2/3200万円100万円20,000円
診断+計画450万円—325万円125万円25,000円

【編集部コメント】
旧耐震マンションの耐震改修は「やるべきか」ではなく「いつやるか」の問題です。相模原市は診断→計画→工事の3段階すべてに補助を出しており、診断+計画の段階で管理組合の負担は実質3割(325万円補助)。まずは無料の巡回相談を受けることから始めましょう。


補助金の全体像:診断・計画・工事の3段階

相模原市は旧耐震マンションの地震対策を「診断→計画→工事」の3ステップに分け、それぞれに補助金を用意しています。

段階内容補助率上限額(1住戸)50戸の補助上限
1. 耐震診断マンションの耐震性能を調査(Is値測定)費用の 5/65万円250万円
2. 改修計画作成補強工事の設計と費用見積もり費用の 2/35万円250万円
3. 改修工事実際の補強工事(柱・梁・壁の補強等)要確認要確認要確認

注意: 診断と計画作成の補助を受けるには、事前に相模原市の「耐震巡回相談(無料)」を受講することが必須です。


診断補助:費用の5/6、最大250万円

診断補助の概要

補助金名: 相模原市マンション耐震診断補助制度

項目内容
補助率診断費用の 6分の5
上限額1住戸あたり5万円
対象建物昭和56年5月31日以前に建築確認を得たRC造・SRC造・S造の分譲マンション
条件①市の耐震巡回相談を受講済み<br>②管理組合で診断実施を決議済み
窓口建築政策課 耐震推進班(042-769-8252)

診断費用の相場と補助額

戸数診断費用(相場)補助上限額<br>(5万円×戸数)補助率適用額<br>(費用×5/6)実際の補助額自己負担1住戸あたり負担
30戸100万円150万円83万円83万円17万円5,600円
50戸150万円250万円125万円125万円25万円5,000円
100戸300万円500万円250万円250万円50万円5,000円

ポイント: 補助率5/6が非常に高く、他の自治体(2/3が一般的)より手厚い制度です。

耐震診断とは何をするのか?

耐震診断では、一級建築士が以下を調査します:

  1. 図面調査: 建築時の設計図書で柱・梁・壁の配置と寸法を確認
  2. 現地調査: コンクリート強度、鉄筋の配置、ひび割れの状況を測定
  3. Is値算定: 建物の耐震性能を数値化(Is値0.6以上が安全基準)

診断結果の見方:

Is値判定意味
0.6以上安全震度6強~7の地震でも倒壊しない
0.3~0.6やや危険改修が望ましい
0.3未満危険改修が必要

Is値が0.6未満の場合、次のステップ「改修計画作成」へ進みます。


計画作成補助:費用の2/3、最大250万円

計画作成補助の概要

補助金名: 分譲マンション耐震改修計画作成費用補助

項目内容
補助率計画作成費の 3分の2
上限額1住戸あたり5万円
対象建物耐震診断の結果、改修が必要と判定された分譲マンション
条件①市の診断補助を受けて診断済み<br>②Is値0.6未満で改修が必要と判定
窓口建築政策課 耐震推進班(042-769-8252)

計画作成費用の相場と補助額

戸数計画作成費(相場)補助上限額補助率適用額(2/3)実際の補助額自己負担
30戸150万円150万円100万円100万円50万円
50戸300万円250万円200万円200万円100万円
100戸500万円500万円333万円333万円167万円

注意: 50戸規模では補助率2/3(200万円)が上限額(250万円)より低いため、補助率が優先されます。

改修計画に含まれる内容

耐震診断で「Is値0.6未満(倒壊リスクあり)」と判定された場合、どのような補強工事をすればIs値0.6以上になるかを具体的に設計する書類です。

計画に含まれる内容:

  • 補強箇所の特定(柱・梁・壁の配置)
  • 補強工法の選定(炭素繊維シート、鉄骨ブレース、耐震壁の増設等)
  • 工事費の見積もり
  • 工事スケジュール(仮住まいの必要性等)
  • 区分所有者への説明資料

作成主体: 一級建築士事務所(耐震診断・改修設計の実績があること)


対象となるマンション:旧耐震基準の鉄筋コンクリート造

3つの条件をすべて満たす必要がある

1. 建築時期

昭和56年(1981年)5月31日以前に建築確認を得て工事に着手したマンション。

  • なぜこの日付?: 1981年6月1日に建築基準法の耐震基準が改正され、「新耐震基準」が施行されました。それ以前の「旧耐震基準」で建てられたマンションは、震度6強~7の地震で倒壊リスクが高いとされています。

2. 構造

鉄筋コンクリート造(RC造)、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)、鉄骨造(S造)

  • 木造マンションは対象外
  • 店舗併用の場合、住居部分が全体の床面積の2分の1以上であることが条件
  • 補助対象は住居部分のみ(店舗・事務所部分は対象外)

3. 管理組合の状況

  • 相模原市の「耐震巡回相談」を受講済み
  • 管理組合で耐震診断の実施を決議していること
  • (計画作成補助の場合)耐震診断の結果、改修工事が必要と判定されていること

申請の流れ:無料相談から補助金受領まで

ステップ1: 耐震巡回相談を受ける(無料・必須)

窓口: 相模原市 建築政策課 耐震推進班
電話: 042-769-8252
受付: 平日 8:30~17:15

相談内容:

  • 対象マンションかどうかの確認(建築年・構造)
  • 耐震診断・改修の流れ説明
  • 補助金の申請方法と必要書類

この相談を受けないと補助金申請不可 なので、まずはここから始めてください。

ステップ2: 管理組合で決議

  • 総会または理事会で「耐震診断の実施」を決議
  • 診断業者の選定・見積もり取得(3社以上推奨)
  • 予算確保

ステップ3: 診断補助の申請

  • 市へ診断補助の申請書を提出
  • 補助決定後に診断業者と契約(補助決定前の契約は対象外)
  • 診断実施(2~3ヶ月)
  • 診断結果報告書の提出
  • 補助金受領

ステップ4: 診断結果の確認

診断結果が Is値0.6未満(倒壊リスクあり)の場合、改修計画の作成へ進む。
Is値0.6以上なら改修不要のため、ここで完了。

ステップ5: 計画作成補助の申請(診断でIs値0.6未満の場合)

  • 計画作成業者の選定・見積もり取得
  • 市へ計画作成補助の申請
  • 補助決定後に契約・作成開始(補助決定前の契約は対象外)
  • 計画書完成・提出(3~6ヶ月)
  • 補助金受領

ステップ6: 改修工事費の補助申請(別途・任意)

改修計画に基づいて実際の工事を行う場合、工事費にも別途補助があります。詳細は窓口で確認してください。

スケジュール目安(50戸マンションの場合):

段階期間備考
巡回相談1日予約制
管理組合決議1~2ヶ月総会が必要な場合
診断補助申請→決定1~2ヶ月
診断実施2~3ヶ月現地調査+解析
計画補助申請→決定1~2ヶ月
計画作成3~6ヶ月工法選定+見積もり
診断~計画完了8~15ヶ月

申請期限・受付状況

  • 申請期限: 明示的な締切なし(予算枠に達し次第終了)
  • 受付状況: 建築政策課へ直接確認が必要(042-769-8252)
  • 予算: 年度ごとに予算枠が設定されており、年度末(1~3月)は混雑する

早めの相談・申請を強く推奨します。


周辺自治体との比較:どこが手厚い?

相模原市と周辺自治体の分譲マンション耐震補助を比較しました。

自治体診断補助計画作成補助工事費補助
相模原市費用の5/6、1住戸5万円費用の2/3、1住戸5万円詳細は窓口確認
町田市費用の2/3、上限200万円費用の2/3、上限200万円工事費の1/3、上限3000万円
横浜市費用の2/3、上限100万円費用の2/3、上限300万円工事費の1/3、上限4000万円
川崎市費用の2/3、上限150万円費用の2/3、上限200万円工事費の1/3、上限3000万円

相模原市の特徴

強み:

  • 診断補助の 補助率が5/6と圧倒的に高い(他市は2/3)
  • 住戸数が多いマンションほど上限額が高くなる(1住戸5万円×戸数)
  • 50戸以上のマンションなら診断+計画で最大500万円の補助

弱み:

  • 工事費補助の詳細が公開されていない(窓口確認が必要)
  • 計画作成補助の上限が「1住戸5万円」なので、30戸以下の小規模マンションでは町田市より不利(町田市は一律200万円)

どう選ぶべきか?

マンション規模おすすめ自治体理由
50戸以上相模原市診断5/6補助+上限額が高い
30戸以下町田市一律上限200万円(小規模に有利)
工事まで見据える横浜市工事費補助4000万円(最高額)

よくある質問(FAQ)

Q1. 築40年のマンションですが、対象になりますか?

A: 建築確認の日付が1981年5月31日以前であれば対象です。築年数ではなく「建築確認日」で判定されます。管理組合で建築確認済証を確認してください。確認済証が見つからない場合、市役所で建築台帳を閲覧できます。

Q2. 耐震巡回相談を受けずに診断だけ先に受けた場合、補助金はもらえますか?

A: もらえません。相模原市の補助金は「巡回相談を受けてから診断・計画・工事を進める」ことが条件です。既に診断済みの場合でも、窓口に相談すれば対応策を教えてもらえることがあるので、まずは建築政策課(042-769-8252)に電話してください。

Q3. 診断の結果Is値0.6以上で「安全」と判定されました。補助金は返還しないといけませんか?

A: 返還不要です。診断補助は「診断を実施すること」に対する補助なので、結果がどうであれ返還義務はありません。Is値0.6以上なら改修不要なので、安心してそのまま住み続けられます。

Q4. 店舗併用マンションですが、対象になりますか?

A: 住居部分が全体の床面積の2分の1以上であれば対象です。ただし、補助対象は住居部分のみ。1階が店舗でも、2階以上が住居なら問題ありません。診断・計画作成の費用も住居部分の割合で按分されます。

Q5. 補助金の申請は管理組合名義ですか?個人ですか?

A: 管理組合名義です。理事長が代表して申請します。補助金も管理組合の口座に振り込まれます。個人での申請はできません(分譲マンション全体が対象のため)。

Q6. 国の補助金(マンション耐震化促進事業)と併用できますか?

A: 併用できます。国の補助金は工事費に対して出るもので、相模原市の診断・計画補助とは別です。国と市の補助を組み合わせれば、工事費の自己負担を大幅に減らせます。詳細は窓口で確認してください。

Q7. 改修計画を作成したが、結局工事しなかった場合、補助金は返還しないといけませんか?

A: 返還不要です。計画作成補助は「計画を作ること」に対する補助なので、工事を実施しなくても返還義務はありません。ただし、後日改修工事補助を申請する場合は、その計画に基づいた工事であることが条件です。

Q8. 申請から補助金受領までどれくらいかかりますか?

A:

  • 診断補助: 申請→決定(1~2ヶ月)+ 診断実施→補助金交付(1~2ヶ月)= 合計2~4ヶ月
  • 計画補助: 申請→決定(1~2ヶ月)+ 計画作成→補助金交付(1~2ヶ月)= 合計2~4ヶ月

予算の都合で年度末(1~3月)は混雑するため、早めの申請が推奨されます。


今日やること:管理組合で動き出すための3ステップ

ステップ1: 建築確認日を確認する(5分)

管理組合の理事長または管理会社に「建築確認済証」を確認してもらい、建築確認日が1981年5月31日以前かをチェック。

確認済証が見つからない場合:

  • 相模原市役所 建築政策課で建築台帳を閲覧できます
  • 電話で問い合わせる際は、マンション名・住所・竣工年を用意してください

ステップ2: 市の耐震巡回相談を予約する(今日中)

相模原市 建築政策課 耐震推進班
042-769-8252
平日 8:30~17:15

聞くべきこと:

  • 「昭和○○年建築のマンションですが、補助金の対象になりますか?」
  • 「耐震巡回相談の日程を予約したいのですが」
  • 「診断・計画・工事の補助金額と流れを教えてください」

ステップ3: 理事会または総会で共有する(1週間以内)

巡回相談で得た情報を理事会または総会で共有し、耐震診断の実施を決議。

決議に必要な情報:

  • 診断費用の見積もり(3社以上推奨、相場は50戸で150万円)
  • 補助金額(診断費の5/6、上限1住戸5万円=50戸なら最大250万円)
  • 自己負担額(50戸で約25万円=1住戸5,000円)
  • スケジュール(診断→計画→工事の流れ、診断完了まで約3~5ヶ月)

まとめ:診断+計画で最大500万円補助、まずは無料相談から

相模原市の「旧耐震基準分譲マンション地震対策事業補助金」は、診断・計画・工事の3段階すべてに補助が出ます。

50戸マンションの場合:

  • 診断補助: 費用の5/6、最大125万円
  • 計画補助: 費用の2/3、最大200万円
  • 診断+計画で最大325万円の補助、管理組合の負担は125万円(1住戸2.5万円)

旧耐震マンションの耐震改修は「やるべきか」ではなく「いつやるか」の問題です。まずは無料の耐震巡回相談を受けて、診断→計画の段階で「改修が本当に必要か」「工事費はいくらか」を明確にしましょう。

今すぐ建築政策課(042-769-8252)に電話して、巡回相談を予約してください。


出典:

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