相模原の博物館・美術館めぐり9選|プラネタリウムから宇宙探査まで家族で楽しめるスポット
相模原市の博物館・美術館9選を紹介。JAXA相模原キャンパス、プラネタリウムのある市立博物館、女子美アートミュージアムなど、家族で楽しめるスポットをエリア別に案内。

相模原市は都心から電車で約40分の立地ながら、博物館・美術館が驚くほど充実している。プラネタリウムで宇宙を旅したり、はやぶさ2の実物大模型を見学したり、静かな美術館でアートに浸ったり。この記事では、相模原に住む筆者が実際に足を運んだ9つのスポットを紹介する。移住検討中の下見にも、週末のお出かけ先探しにも役立ててほしい。
相模原市立博物館(中央区)
相模原の自然・歴史・文化を総合的に学べる市立博物館。最大の魅力はプラネタリウムで、直径23メートルのドームに投映される星空は市内随一の迫力だ。土日には子ども向けプログラムも開催される。
常設展示では、相模原台地の地形形成から江戸時代の新田開発、軍都としての近代史まで、この土地の成り立ちを一貫して追える。無料で入れる常設展だけでも充実しているが、プラネタリウムは大人500円・子ども200円。火曜〜日曜の9:30〜17:00に開館している。
アクセス: JR横浜線淵野辺駅から徒歩約20分、またはバス「市立博物館前」下車
JAXA相模原キャンパス(中央区)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙科学研究所があるキャンパス。はやぶさ2号をはじめとする宇宙探査プロジェクトの展示があり、ロケットエンジンや人工衛星の実物・実物大模型を間近で見学できる。
ここは研究施設なので、見学できるのは展示棟「宇宙科学探査交流棟」のエリアに限られるが、入場無料でこれだけ本格的な宇宙展示を見られる場所は全国でも珍しい。宇宙好きの子どもには間違いなく刺さるスポットだ。事前予約なしで見学可能(団体は要予約)。
相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら(中央区)
相模川に生息する淡水魚を中心に展示する水族館。川の上流から河口まで、流域ごとの生態系を再現した「流れのアクアリウム」が見どころ。相模川に実際にどんな生き物がいるのかを知ることで、近くの川への見方が変わる。
餌やり体験やタッチプールなど、子どもが参加できるプログラムも充実。規模は大きくないが、その分ゆっくり回れるので未就学児連れにもちょうどいい。入館料は大人450円・子ども150円。
出典: 相模川ふれあい科学館公式サイト
光と緑の美術館(中央区)
相模原市の住宅街にある私設美術館。「光と緑」をテーマに、季節ごとに企画展を開催している。建物自体が木々に囲まれており、館内に差し込む自然光が作品を照らす設計になっている。
規模は大きくないが、その分ゆっくりと一点一点の作品と向き合える。静かな環境で過ごしたいときにおすすめ。火曜〜日曜の10:00〜18:00に開館。
出典: 光と緑の美術館公式サイト
女子美アートミュージアム(南区)
女子美術大学相模原キャンパス内にある美術館。学生・卒業生の作品展のほか、外部のアーティストを招いた企画展も開催している。美大ならではの実験的・斬新な展示が多く、現代アートに関心がある人には見逃せないスポット。
入館無料というのが嬉しいポイント。キャンパス内の緑豊かな環境を散策しながら訪れるのがおすすめだ。
アクセス: 小田急線相模大野駅からバス約20分「女子美術大学」下車
尾崎咢堂記念館(中央区)
「憲政の神様」と呼ばれた政治家・尾崎行雄(号:咢堂)を顕彰する記念館。尾崎は現在の相模原市緑区又野に生まれ、衆議院議員を連続25回当選、63年間にわたって議員を務めた人物だ。
館内には書簡・写真・愛用品などが展示されている。日本の議会政治の歴史、特に明治〜昭和にかけての政党政治に興味がある人には必見のスポット。火曜〜日曜の9:00〜16:30に開館、入館無料。
津久井湖記念館(緑区)
津久井湖の畔に建つ記念館。津久井湖は城山ダムによって形成された人造湖で、その建設の歴史や周辺の自然環境について展示している。
津久井湖畔の散策とセットで訪れるのがおすすめ。春は桜、秋は紅葉と、四季折々の景色を楽しめる。月曜〜日曜の9:00〜17:00に開館(火曜休館)。
相模湖記念館(緑区)
相模湖ダム(相模ダム)の建設記録を展示する記念館。相模湖は1947年に完成した日本初の多目的ダムで、その建設には多くの困難が伴った。戦時中の労働力不足、戦後の復興需要など、時代背景とともにダム建設の歴史を学べる。
相模湖公園を訪れた際に立ち寄りたいスポット。
出典: OpenStreetMap
さがみはらリニアブース(中央区)
リニア中央新幹線の相模原駅(仮称)設置に向けた情報発信拠点。リニアの仕組みや開業後の地域への影響などを展示している。2027年の開業予定は延期となっているが、相模原にリニアの駅ができることで街がどう変わるのか、その構想を知ることができる。
移住検討者にとっては、将来の交通アクセスを考える上で参考になる施設だ。
出典: OpenStreetMap
博物館・美術館めぐりのヒント
相模原市内の博物館・美術館は、それぞれ離れた場所にある。1日で全部回るより、エリアごとに分けて訪問するのが現実的だ。
- 中央区コース: 市立博物館 → JAXA相模原キャンパス → 相模川ふれあい科学館 → 光と緑の美術館
- 緑区コース: 津久井湖記念館 → 相模湖記念館(湖畔ドライブで両方回れる)
- 南区: 女子美アートミュージアム(相模大野周辺の買い物とセットで)
JAXA相模原キャンパスと市立博物館は比較的近いので、宇宙と地域の歴史を1日で両方楽しむことができる。
相模原で使える住まいの補助金
相模原市への移住を検討しているなら、住まいに関する補助金制度もチェックしておきたい。耐震改修や空き家取得、ブロック塀撤去など、条件に合えば数十万円の補助が受けられる制度がある。
まとめ
相模原には、宇宙から川の生態系まで、幅広いテーマの博物館・美術館が揃っている。しかも入場無料のスポットが多いのが嬉しい。休日のお出かけ先として、また移住検討中の方の下見先として、ぜひ足を運んでみてほしい。