相模原市の児童扶養手当|ひとり親家庭に月4.8万円、所得制限と申請方法
相模原市の児童扶養手当を徹底解説。ひとり親家庭に月最大48,050円支給。所得制限・申請方法・必要書類・支給日を詳しく紹介。
この記事でわかること
| 状況 | 知りたいこと |
|---|---|
| 離婚してひとり親になった | 対象者・条件 → 申請方法 |
| いくらもらえるか知りたい | 支給金額 → 所得制限 |
| 既に受給中だが転入した | 転入時の手続き |
| いつ振り込まれるか知りたい | 支給日 |
制度の概要
児童扶養手当は、ひとり親家庭の生活の安定と自立を支援するための国の制度です。相模原市では、離婚・死亡・障害などにより、ひとり親で18歳までの児童を育てている方に、毎月手当を支給しています。
重要なポイント:
- 児童1人の場合:月額最大48,050円(全額支給)
- 年6回(2ヶ月分ずつ)支給
- 所得制限あり(扶養親族数により異なる)
- 離婚前でも別居中で申請できる場合がある
編集部コメント
児童扶養手当は「離婚が成立してから」と思われがちですが、実はDV等で別居している場合、離婚前でも受給できるケースがあります。また、令和8年4月から支給額が増額されました。まずは窓口に相談してみてください。
支給金額
令和8年(2026年)4月から増額されました。
全額支給の場合
| 児童の人数 | 月額 | 年額(6回支給) |
|---|---|---|
| 1人目 | 48,050円 | 約288,300円 |
| 2人目 | +11,350円 | +68,100円 |
| 3人目以降 | 1人につき+11,350円 | 1人につき+68,100円 |
具体例:
- 児童1人:月額48,050円 → 年額288,300円
- 児童2人:月額59,400円 → 年額356,400円
- 児童3人:月額70,750円 → 年額424,500円
一部支給の場合
所得に応じて支給額が減額されます:
| 児童の人数 | 月額の範囲 |
|---|---|
| 1人目 | 48,040円〜11,340円 |
| 2人目加算 | 11,340円〜5,680円 |
| 3人目以降加算 | 11,340円〜5,680円 |
支給額は所得額により10円単位で細かく計算されます。
支給対象者の条件
基本的な対象者
以下のいずれかの事由により、18歳になる年度の3月31日までの児童を監護している親(または養育者):
- 父母が離婚した後、父または母と生計を同じくしていない
- 父または母が死亡した
- 父または母が重度の障害の状態にある
- 父または母の生死が明らかでない
- 父または母から1年以上遺棄されている
- 父または母が1年以上拘禁されている
- 婚姻によらないで生まれ、父または母に認知されていない
- 父または母がDV保護命令を受けた
受給できない場合
以下に該当する場合は受給できません:
- 児童が児童福祉施設等に入所している
- 児童が里親に委託されている
- 請求者または児童が日本国内に住所を有しない
- 請求者が事実上の婚姻関係(事実婚・同棲含む)にある
- 児童が父または母の配偶者(事実婚含む)に養育されている
「事実婚」とは:
- 住民票上「同居人」「未届の妻・夫」と記載されている
- 生計を共にしている異性と同居している
- 定期的な訪問や金銭的援助がある
所得制限限度額
請求者(親)本人の所得が以下の限度額未満であることが必要です。
請求者本人の所得制限
| 扶養親族数 | 全部支給(所得額) | 一部支給(所得額) |
|---|---|---|
| 0人 | 69万円未満 | 208万円未満 |
| 1人 | 107万円未満 | 246万円未満 |
| 2人 | 145万円未満 | 284万円未満 |
| 3人 | 183万円未満 | 322万円未満 |
| 4人 | 221万円未満 | 360万円未満 |
※扶養親族が1人増えるごとに、全部支給は38万円、一部支給は38万円ずつ加算されます。
収入額の目安(給与所得者の場合)
| 扶養親族数 | 全部支給(年収) | 一部支給(年収) |
|---|---|---|
| 0人 | 約160万円未満 | 約365万円未満 |
| 1人 | 約216万円未満 | 約412万円未満 |
| 2人 | 約270万円未満 | 約460万円未満 |
| 3人 | 約324万円未満 | 約508万円未満 |
※給与所得控除後の金額で判定されるため、実際の年収はこれより高くなります。
同居家族の所得制限
請求者の父母・兄弟姉妹など、生計を同じくする扶養義務者の所得が一定額以上の場合、手当は支給されません。
| 扶養親族数 | 所得制限限度額 |
|---|---|
| 0人 | 238万円 |
| 1人 | 274万円 |
| 2人 | 310万円 |
申請方法・必要書類
必要書類(基本)
- 戸籍謄本または抄本(請求者と児童のもの、発行から1ヶ月以内)
- 請求者名義の普通預金通帳
- マイナンバーカードまたは通知カード
- 本人確認書類(運転免許証・保険証等)
追加で必要になる場合がある書類
- 離婚協議書・調停調書(離婚の場合)
- 障害年金証書(障害の場合)
- 年金手帳(全員)
- 賃貸借契約書(住居確認のため)
- 給与明細・確定申告書(所得確認のため)
状況により必要書類が異なるため、事前に窓口に電話で確認することを強くおすすめします。
申請の流れ
Step 1:窓口に相談(電話予約推奨)
子育て給付課(042-769-8232)に電話して、状況を説明し、必要書類を確認。
Step 2:書類を準備
戸籍謄本は本籍地の市区町村で取得(郵送請求も可能)。
Step 3:窓口で申請
必要書類を持って窓口へ。その場で申請書を記入します。
Step 4:審査
市が書類を審査(通常1〜2ヶ月)。
Step 5:認定通知
認定されると「児童扶養手当証書」が送付されます。
Step 6:支給開始
申請月の翌月分から支給対象となります。
申請窓口
離婚による申請
以下のいずれかで受付:
子育て支援センター:
- 緑子育て支援センター(緑区西橋本5-3-21、電話:042-775-8815)
- 中央子育て支援センター(中央区富士見6-1-1、電話:042-769-8222)
- 南子育て支援センター(南区相模大野6-22-1、電話:042-701-7700)
各出張所・まちづくりセンターも受付可能
離婚以外の事由(死亡・障害・遺棄・拘禁等)
子育て支援センターのみで受付
問い合わせ
子育て給付課
電話:042-769-8232
受付時間:平日 8:30~17:15
支給日
年6回、2ヶ月分をまとめて支給されます:
| 支給日 | 対象月 |
|---|---|
| 1月10日 | 11月・12月分 |
| 3月10日 | 1月・2月分 |
| 5月10日 | 3月・4月分 |
| 7月10日 | 5月・6月分 |
| 9月10日 | 7月・8月分 |
| 11月10日 | 9月・10月分 |
※10日が土日祝日の場合は、その前の平日に振り込まれます。
転入・転出時の手続き
他市町村から相模原市に転入した場合
転入後、速やかに子育て支援センターで手続きが必要です。
必要なもの:
- 前住所地の「児童扶養手当証書」
- 転入後の戸籍謄本
- その他、新規申請と同様の書類
転入手続きをしないと、支給が止まってしまうため注意してください。
相模原市から他市町村へ転出する場合
転出前に子育て支援センターで手続きが必要です。転出先の市区町村でも速やかに手続きをしてください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 離婚協議中で、まだ離婚が成立していませんが申請できますか?
別居していて、配偶者から児童の監護費を受け取っていない場合、申請できる可能性があります。DVや悪意の遺棄の場合は特に認められやすいです。まずは窓口に相談してください。
Q2. 養育費を受け取っていますが、手当はもらえますか?
養育費は所得として8割が算定されます。養育費を含めた所得が限度額未満であれば、手当を受給できます。
Q3. パート収入がありますが、いくらまで働けますか?
扶養親族の人数によりますが、例えば扶養親族1人(子ども1人)の場合、年収約216万円未満であれば全額支給、約412万円未満であれば一部支給です。
Q4. 父または母が行方不明の場合も対象ですか?
はい、「生死が明らかでない」または「1年以上遺棄されている」に該当します。警察への捜索願の受理証明書などが必要です。
Q5. 事実婚とみなされる基準は?
同居している異性がいる場合、生活費を共にしている場合、定期的に訪問や金銭援助がある場合などが該当します。住民票上の続柄も確認されます。
Q6. 更新手続きは必要ですか?
はい。毎年8月に「現況届」の提出が必要です。提出しないと手当が停止されます。現況届は7月末に郵送されます。
Q7. 児童が18歳になったらどうなりますか?
18歳になる年度の3月31日まで支給されます。その後は自動的に停止されます。
今日やること
ひとり親になった、またはその可能性がある方は、早めに行動しましょう:
ステップ1:電話で相談(今日中)
まず、子育て給付課(042-769-8232)に電話して、自分の状況を説明してください。申請できるかどうか、必要書類は何かを確認できます。
ステップ2:戸籍謄本を取り寄せ(今週中)
本籍地の市区町村から戸籍謄本を取り寄せます。郵送請求も可能ですが、1週間程度かかるため早めに手配を。
ステップ3:その他書類を準備(1週間以内)
通帳、マイナンバーカード、本人確認書類、離婚協議書など、指示された書類を揃えます。
ステップ4:窓口で申請(書類が揃い次第すぐ)
書類が揃ったら、すぐに窓口へ。申請月の翌月分から支給されるため、早ければ早いほど有利です。
関連する支援制度
相模原市では、ひとり親家庭向けに他の支援制度もあります:
出典・参考リンク
最終更新:2026年4月19日
※制度内容・金額は変更される場合があります。最新情報は必ず相模原市の公式サイトまたは子育て給付課でご確認ください。