個別ガイド4193最終更新 2026-06-07

相模原市の合併処理浄化槽設置補助金|最大97.4万円で下水道未整備エリアの生活排水対策

相模原市の合併処理浄化槽設置補助金を徹底解説。最大97.4万円、単独浄化槽・くみ取便所から切替時の補助額・対象条件・申請手順を網羅。

案内する相模リス
大事なところはマーカーで引いておいたよ。下までゆっくり読んでみてね。

相模原市では、公共下水道が整備されていない地域で単独処理浄化槽やくみ取便所から合併処理浄化槽に切り替える方に、最大97.4万円の補助金を交付しています。

この記事では、補助対象となる条件、補助額の詳細、申請手順、よくある質問まで、実際に申請する際に必要な情報を網羅的に解説します。

この記事で分かること

対象者・条件

誰が申請できるか

以下のすべてに該当する方が対象です。

  1. 専用住宅または店舗等併用住宅(延べ床面積の3分の1以上が自己居住用)の所有者
  2. 単独処理浄化槽またはくみ取便所を廃止して合併処理浄化槽を設置する
  3. 公共下水道整備予定のない区域、または整備まで7年以上見込まれる区域
  4. 農業集落排水処理施設区域外
  5. 高度処理型浄化槽区域外

対象外となるケース

  • 建替や増築に伴う設置 — 既存の単独浄化槽・くみ取便所の「切替」のみ対象
  • 事業用建物(店舗専用など)
  • すでに合併処理浄化槽を使用している住宅

編集部コメント 「下水道が来る予定はあるのか?」は事前確認が必須です。公共下水道計画区域内でも整備まで7年以上かかる場合は補助対象になることがあります。まずは下水道料金課または津久井下水道事務所に問い合わせてください。

補助額

補助額は水系(相模川 or 境川)人槽(5人槽、6-7人槽、8人槽以上) によって決まります。

相模川水系の場合

専用住宅(10人槽以下)

人槽本体工事補助(7割)付帯工事補助(5割)合計
5人槽581,000円200,000円781,000円
6~7人槽724,000円250,000円974,000円
8人槽以上959,000円300,000円1,259,000円

10人槽超または併用住宅

人槽撤去あり撤去なし
5人槽362,000円332,000円
6~7人槽444,000円414,000円
8人槽以上578,000円548,000円

境川水系の場合

浄化槽設置工事費(撤去費含む)の40%

人槽撤去あり撤去なし
5人槽362,000円332,000円
6~7人槽444,000円414,000円
8人槽以上578,000円548,000円

補助対象になる費用

  • 本体工事費 — 浄化槽本体の購入・設置費用
  • 付帯工事費 — 配管工事、ブロワー設置、電気配線など
  • 撤去費 — 既存の単独浄化槽・くみ取便槽の撤去費用(境川水系のみ、相模川水系は別途要確認)

申請方法

申請の流れ(全7ステップ)

合併処理浄化槽の設置補助は着工前申請が必須です。以下の順序を守ってください。

  1. 事前確認 — 自宅が補助対象地域か問い合わせ(下水道料金課 or 津久井下水道事務所)
  2. 交付申請書提出 — 建築確認通知書の写し、浄化槽認定シート、見積書などを提出
  3. 交付決定通知 — 市から交付決定通知書が届く
  4. 工事着手届提出 — 工事開始前に届出(この時点で初めて工事開始可)
  5. 工事実施・完成届提出 — 工事完了後、施工写真・領収書・検査済証を提出
  6. 実績報告・検査 — 市の検査を受ける
  7. 額確定・補助金交付請求 — 確定通知後、指定口座に振込

今日やること

  1. 下水道料金課または津久井下水道事務所に電話 — 「自宅住所が補助対象地域か」を確認
  2. 施工業者に相見積もり — 浄化槽設置・撤去費用の見積を複数社から取得
  3. 建築確認が必要か確認 — 浄化槽法の設置届出または建築基準法の確認が必要

必要書類

交付申請時

  • 交付申請書(市指定様式)
  • 建築確認通知書の写し(または浄化槽法設置届出受理書)
  • 浄化槽認定シート
  • 見積書(本体工事・付帯工事・撤去費の内訳明記)
  • 配置図・平面図
  • 撤去前の単独浄化槽・くみ取便所の写真

実績報告時

  • 実績報告書
  • 領収書(本体工事・付帯工事・撤去費の領収書原本)
  • 施工写真(撤去前、施工中、完成後)
  • 浄化槽設置届出済証または検査済証

申請先・窓口

申請先はお住まいの地域によって異なります。

中央区・南区・緑区(橋本・大沢地区)

下水道料金課

  • 電話:042-707-1829
  • 住所:〒252-5277 相模原市中央区中央2-11-15 市役所本館4階

緑区(城山・津久井・相模湖・藤野地区)

津久井下水道事務所 浄化槽班

  • 電話:042-780-1410
  • 住所:〒252-5172 相模原市緑区与瀬896 津久井総合事務所2階

よくある質問

Q1. 建替や増築の際に浄化槽を設置する場合、補助は受けられますか?

A. いいえ、建替・増築に伴う設置は補助対象外です。本補助金は「既存の単独処理浄化槽またはくみ取便所を廃止して合併処理浄化槽に切り替える」場合のみ対象となります。

Q2. 下水道が通る予定があるエリアですが、補助を受けられますか?

A. 公共下水道整備まで7年以上見込まれる区域であれば補助対象になる可能性があります。まずは下水道料金課または津久井下水道事務所に問い合わせて、ご自宅の整備スケジュールを確認してください。

Q3. 申請から補助金受取までどれくらいかかりますか?

A. 工事完了後の実績報告・検査から交付確定まで1~2ヶ月程度が目安です。ただし、申請件数が多い時期は遅れる場合があります。

Q4. 店舗兼住宅ですが、補助対象になりますか?

A. 延べ床面積の3分の1以上が自己居住用であれば対象です。ただし、10人槽超または併用住宅は補助額が異なります(上記補助額表参照)。

Q5. 工事着工後に申請してもよいですか?

A. いいえ。着工前申請が必須です。交付決定通知を受け取った後でなければ工事を開始できません。着工後の申請は補助対象外となりますのでご注意ください。

Q6. 補助金を受け取った後、維持管理の義務はありますか?

A. はい。浄化槽法に基づく法定検査、保守点検、清掃の適正維持管理が義務付けられています。これを怠ると補助金返還を求められる場合があります。

Q7. 相模川水系と境川水系の違いはどうやって分かりますか?

A. 自宅がどちらの水系に属するかは、下水道料金課または津久井下水道事務所に問い合わせれば教えてもらえます。相模川水系の方が補助率が高い(本体7割+付帯5割)ため、必ず確認してください。

まとめ

相模原市の合併処理浄化槽設置補助金は、下水道未整備エリアで生活排水による水質汚濁を防ぐための重要な制度です。

ポイント整理

  • 補助額 — 相模川水系最大97.4万円(6-7人槽専用住宅)、境川水系最大57.8万円
  • 対象 — 単独浄化槽・くみ取便所から合併処理浄化槽への切替のみ
  • 申請タイミング — 着工前申請が必須、交付決定後に工事開始
  • 問い合わせ先 — 中央区・南区・緑区(橋本・大沢)は下水道料金課(042-707-1829)、緑区(城山・津久井・相模湖・藤野)は津久井下水道事務所(042-780-1410)

下水道がなくても清潔で快適な住環境を整えるために、ぜひこの補助制度を活用してください。

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参考リンク

考え込む相模リス

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