個別ガイド10714最終更新 2026-07-28

相模原で空き家を買って解体・建て替えたい方へ|最大80万円の解体費補助を使う完全ガイド

相模原市で空き家を購入して解体・建て替えを考える方向けの完全ガイド。最大80万円の解体費補助の対象条件、補助金額の計算方法、申請手順を詳しく解説。移住検討中の方も必見。

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この制度の概要

相模原市の「危険な老朽空き家等除却費補助金」は、平成12年(2000年)5月以前に建てられた老朽空き家の解体費用を、最大50万円(非課税世帯は80万円)まで補助する制度です。

移住や住み替えで「古い空き家を買って、解体して新築する」「相続した実家を建て替える」といった計画を持つ方にとって、解体費用の負担を大きく軽減できます。

<aside> 💡 **編集部コメント** 空き家の解体費用は100万円〜200万円が相場。この補助金を使えば自己負担を半分以下に抑えられます。移住検討中の方は、物件探しの段階で「平成12年以前建築」「接道2m未満」などの条件を意識すると、補助金を活用しやすくなります。 </aside>

対象となる空き家の条件

建物の要件

以下のすべてを満たす必要があります。

項目条件
建築時期平成12年(2000年)5月31日以前に建築確認済証を取得
建物種別戸建て住宅(共同住宅・店舗は対象外)
空き家期間1年以上居住していない
周辺影響周囲に悪影響を与えるおそれがある立地

加えて、以下のいずれかに該当すること:

  1. 老朽空家等:相模原市の不良度評点が100点以上
  2. 未接道空家等:建築基準法上の接道基準(幅員4m以上の道路に2m以上接道)を満たさない敷地

誰が申請できるか(対象者)

  • 空き家の所有者または相続人
  • 共有・複数相続人の場合は全員の同意を得た代表者
  • 市税等の滞納がないこと
  • 法人・暴力団関係者は対象外
<aside> 💡 **移住検討中の方へ** 「購入前の段階」で補助金を使えるかどうかを確認したい場合、相模原市住宅課(042-769-9817)に物件の住所・建築年を伝えれば、事前に対象可否を教えてもらえます。購入契約前に必ず確認しましょう。 </aside>

補助金額の計算方法

補助金額の決定ルール

以下の3つの金額のうち、最も低い額が補助金額になります。

  1. 実際の工事費用の1/2
  2. 床面積 × 標準除却費
    • 木造:36,000円/㎡
    • 非木造:51,000円/㎡
  3. 上限額
    • 一般世帯:50万円
    • 世帯全員が市民税非課税:80万円

具体例で見る自己負担額

ケース1:木造2階建て(延床面積80㎡)、解体費用150万円

① 実際の工事費 × 1/2 = 150万円 × 1/2 = 75万円
② 床面積 × 標準除却費 = 80㎡ × 36,000円 = 288万円
③ 上限額(一般世帯) = 50万円

→ 補助金額:50万円(最も低い③)
→ 自己負担:100万円

ケース2:木造平屋(延床面積60㎡)、解体費用90万円、非課税世帯

① 実際の工事費 × 1/2 = 90万円 × 1/2 = 45万円
② 床面積 × 標準除却費 = 60㎡ × 36,000円 = 216万円
③ 上限額(非課税世帯) = 80万円

→ 補助金額:45万円(最も低い①)
→ 自己負担:45万円
<aside> 💡 **編集部コメント** 「非課税世帯なら80万円」と聞くと魅力的ですが、実際の工事費が90万円なら補助金は45万円止まり。工事費が160万円以上かかる場合にはじめて80万円の上限に達します。見積もりを複数取って、補助金を最大限活用できる業者を選びましょう。 </aside>

申請の手順と期限

全体の流れ(7ステップ)

ステップ期限やること
1. 事前調査申込工事実施年度の10月末市に「不良度評点」または「未接道」の調査を依頼
2. 事前調査市が実施市職員が現地調査(所有者立ち会い必須)
3. 調査結果通知調査後1〜2週間「補助対象」か「対象外」かの通知
4. 交付申請工事実施年度の11月末補助金交付申請書+必要書類を提出
5. 交付決定申請後1〜2週間市から交付決定通知が届く
6. 工事実施交付決定年度の1月末解体工事を完了させる
7. 実績報告工事完了後30日以内、かつ年度の2月末までの早い方工事完了報告+領収書等を提出

重要な期限

  • 事前調査申込:工事を実施する年度の10月末日まで
  • 交付申請:工事を実施する年度の11月末日まで
  • 工事完了:交付決定を受けた年度の1月末日まで
<aside> ⚠️ **注意** 「今年中に解体したい」と思っても、10月末の事前調査申込に間に合わなければ翌年度扱いになります。空き家購入を検討中の方は、**購入契約前に事前調査を申し込む**ことをおすすめします。 </aside>

必要な書類

事前調査申込時(10月末まで)

  • 登記事項証明書(登記簿謄本)または固定資産税課税明細書
  • 位置図・配置図・平面図
  • 施工前写真(撮影日が入ったもの)
  • 解体業者からの見積書・内訳書
  • 建築確認済証の写し

交付申請時(11月末まで)

  • 事前調査結果通知書(市から届いたもの)
  • 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード等)
  • 住民票(世帯全員記載、申請日から3ヶ月以内)
  • 市税等の未納がないことを証明する書類(市役所で取得)
  • 工事工程書
  • (非課税世帯の場合)課税証明書

申請先・相談窓口

相模原市 住宅課

  • 住所:〒252-5277 神奈川県相模原市中央区中央2-11-15 市役所第1別館2階
  • 電話:042-769-9817(住宅政策班・空き家対策班)
  • FAX:042-751-9674
  • 受付時間:平日 8:30〜17:00

よくある質問(FAQ)

Q1. 購入前の物件でも事前調査を申し込めますか?

A. 申し込めます。ただし、所有者(売主)の同意が必要です。不動産業者を通じて「補助金申請のための事前調査を実施したい」と伝え、売主の了承を得てください。

Q2. 解体業者は市が指定した業者でないとダメですか?

A. いいえ。相模原市内に本店・支店・営業所がある解体業者であれば、どこでも構いません。複数社から見積もりを取って比較しましょう。

Q3. 「不良度評点100点以上」かどうか、自分で判断できますか?

A. できません。市の事前調査で判定してもらう必要があります。ただし、「外壁が剥がれている」「屋根が崩れている」「床が抜けている」などの状態なら、100点以上になる可能性が高いです。

Q4. 接道が2m未満でも対象になりますか?

A. なります。むしろ「未接道空家等」として補助対象になります。再建築不可の物件でも解体費補助は受けられます。

Q5. 解体後、すぐに新築を建てなくても大丈夫ですか?

A. 大丈夫です。解体だけして、当面は更地のまま保有することも可能です。ただし、更地にすると固定資産税が上がる点には注意してください。

Q6. 相続した実家を解体したいのですが、相続登記が終わっていません。

A. 相続登記が完了していなくても、相続人全員の同意があれば申請できます。ただし、全員の印鑑証明書が必要になります。

Q7. 非課税世帯の80万円上限は、世帯全員が非課税でないとダメですか?

A. はい。世帯の中に1人でも課税対象者がいれば、上限は50万円になります。


今日やること(アクションリスト)

移住検討中で、空き家購入を考えている方

  • 気になる物件の建築年を確認する(平成12年以前か?)
  • 不動産業者に「解体費補助の対象になるか」を聞いてもらう
  • 相模原市住宅課(042-769-9817)に電話して事前相談
  • 購入契約前に「事前調査申込」を済ませる段取りを確認

すでに空き家を所有・相続している方

  • 建築確認済証または固定資産税課税明細書を用意
  • 解体業者2〜3社に見積もり依頼
  • 10月末までに事前調査申込(年度内工事希望の場合)
  • 市税の滞納がないか確認(滞納があれば先に納付)

リノベか建て替えか迷っている方

  • 解体費の見積もりを取る
  • この補助金を使った場合の自己負担額を計算
  • リノベ費用と建て替え費用(解体+新築)を比較
  • 住宅課に「再建築可能か(接道条件)」を確認

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この記事は2026年7月時点の情報です。最新の制度内容・申請期限は必ず相模原市公式サイトでご確認ください。

相模リス:相模原移住ナビの街歩き案内役

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