相模原市の子育て世帯中古住宅購入・改修補助|最大100万円(市外転入+20万円)
相模原市の子育て世帯等中古住宅購入・改修費補助は最大100万円。39歳以下の夫婦・子育て世帯が対象。申請条件・必要書類・手続きの流れを完全解説。

相模原市の子育て世帯等中古住宅購入・改修費補助|最大100万円もらえる完全ガイド
相模原市で中古住宅を購入して子育てをしたい、実家をリフォームして親と同居したい——そんな方に最大100万円が支給される「子育て世帯等中古住宅購入・改修費補助事業」をご存知でしょうか。
この記事では、39歳以下の夫婦・子育て世帯・妊婦の方が対象となる本制度について、申請条件から手続きの流れ、よくある失敗例まで、実際に使える形で解説します。
あなたの状況別ジャンプ
この制度の概要
「子育て世帯等中古住宅購入・改修費補助事業」は、相模原市が若い世代・子育て世帯の定住を促進するために設けた補助金です。中古住宅の購入または親世帯の住宅改修(二世帯化など)のいずれかが対象となり、条件を満たせば基本50万円、最大100万円(改修の場合は最大80万円)が支給されます。
対象者の3パターン
以下のいずれか1つに該当すれば申請できます。
- 39歳以下の夫婦またはパートナーシップ宣誓者(両方とも39歳以下)
- 18歳以下の子どもがいる世帯の親(年齢不問)
- 39歳以下の妊婦
補助金額の内訳
| 対象 | 基本額 | 主な加算 | 最大額 |
|---|---|---|---|
| 中古住宅購入 | 50万円 | 市外転入+20万円<br>同居加算+15万円<br>市内企業勤務+15万円 | 100万円(市外転入)<br>95万円(市内転居) |
| 親世帯住宅改修 | 対象工事費の1/5<br>(上限40万円) | 市外転入+20万円<br>市内企業勤務+15万円<br>津久井産材利用+5万円 | 80万円(市外転入)<br>75万円(市内転居) |
市外転入で中古住宅を購入する場合
シミュレーション例
- 購入物件:南区の中古マンション(築15年・2,500万円)
- 世帯構成:夫32歳・妻30歳(子なし)
- 現住所:町田市(市外)
- 勤務先:相模原市内の企業
もらえる金額の計算
基本額 50万円
市外転入加算 +20万円
市内企業勤務 +15万円
─────────────────
合計 85万円
手続きの流れ
- 物件の目星をつける(契約前)
- 住宅課に事前相談(電話042-769-9817)で「町田市在住、南区のマンションを購入予定」と伝える
- 交付申請書を提出(購入契約前に必着)
- 交付決定通知を受け取る
- 契約・引渡し・引越し
- 実績報告書を提出(令和9年3月12日必着)
- 請求書を提出(令和9年4月23日必着)
- 補助金振込
編集部コメント
「交付決定前に契約すると対象外」という落とし穴があります。物件が人気で早く契約したい気持ちはわかりますが、必ず交付決定通知を受け取ってから契約してください。決定までは通常2〜3週間かかります。
市内転居で戸建を購入する場合
シミュレーション例
- 購入物件:緑区の中古一戸建て(築20年・3,200万円)
- 世帯構成:夫35歳・妻33歳・子ども2人(6歳・3歳)
- 現住所:相模原市中央区(市内転居)
- 勤務先:都内
もらえる金額の計算
基本額 50万円
同居加算 +15万円(18歳以下の子と同居)
─────────────────
合計 65万円
市内転居の場合、市外転入の+20万円は対象外ですが、同居加算は適用されます。
親世帯の住宅を改修する場合
シミュレーション例
- 改修対象:緑区の親の一戸建てを二世帯住宅にリフォーム
- 改修費用:300万円(間取り変更・キッチン増設・バリアフリー化)
- 世帯構成:夫38歳・妻36歳・子ども1人(2歳)・夫の親(65歳)
- 現住所:八王子市(市外転入)
- 勤務先:相模原市内の企業
もらえる金額の計算
基本額(300万円の1/5) 60万円 → 上限40万円
市外転入加算 +20万円
市内企業勤務 +15万円
津久井産材利用 +5万円
─────────────────
合計 80万円
改修の場合、工事費の1/5が基本額ですが上限40万円です。市外転入や市内企業勤務などの加算条件を満たすと最大80万円まで支給されます。
親世帯改修の注意点
- 改修対象は親の住宅のみ(申請者本人の住宅は「中古住宅購入」扱い)
- 工事着手前に交付決定が必須
- 親との同居を5年以上継続する意思が必要(途中で別居すると返還対象)
申請スケジュールと締切
| 段階 | 期限 | 備考 |
|---|---|---|
| 交付申請 | 令和9年2月26日【必着】 | 契約・工事着手前に必ず提出 |
| 実績報告 | 令和9年3月12日【必着】 | 引渡し・工事完了後に提出 |
| 交付請求 | 令和9年4月23日【必着】 | 口座振込先を記載 |
実質的な期限は令和9年2月26日です。これを過ぎると申請できません。また、交付決定までに2〜3週間かかるため、余裕を持って1月末までに申請することを強く推奨します。
申請に必要な書類
中古住宅購入の場合
| 書類 | 入手先 | 備考 |
|---|---|---|
| 住民票 | 市区町村 | 全員分・続柄記載 |
| 納税証明書(令和7年度分) | 市役所 | 市税等の滞納なし証明 |
| 本人確認書類 | - | 運転免許証・マイナンバーカード等 |
| 購入予定住宅の広告等 | 不動産会社 | 間取り・築年数・価格がわかるもの |
| 耐震診断書 | 建築士 | 昭和56年5月31日以前の建物は必須 |
親世帯住宅改修の場合
| 書類 | 入手先 | 備考 |
|---|---|---|
| 上記の共通書類 | - | 住民票・納税証明書・本人確認 |
| 戸籍全部事項証明書 | 市区町村 | 親子関係を証明 |
| 見積書 | 工事業者 | 対象工事と金額の内訳 |
| 改修前後の写真 | - | 実績報告時に必要 |
| 登記全部事項証明書 | 法務局 | 親の所有権確認 |
編集部コメント
耐震診断が必要かどうかは建物の築年数で決まります。昭和56年5月31日以前(旧耐震基準)の建物は必須です。診断費用は3〜5万円程度ですが、補助金の対象ではないため自己負担となります。
申請方法と窓口
申請先
相模原市役所 第1別館2階 住宅課
- 住所:〒252-5277 相模原市中央区中央2-11-15
- 電話:042-769-9817
- 受付時間:平日8:30〜17:15
申請方法
- 郵送または窓口持参
- 事前に電話で「現在地」と「対象住宅所在地」を報告することを推奨
事前相談の重要性
住宅課では事前相談を受け付けています。以下のような疑問があれば、必ず申請前に電話で確認してください。
- 「この物件は対象になるか?」
- 「加算条件に該当するか?」
- 「耐震診断は必要か?」
- 「親との同居実態はどう証明するか?」
事前相談せずに申請して不備があると、締切に間に合わなくなるリスクがあります。
よくある質問(FAQ)
Q1. 築年数に制限はありますか?
A. 築年数の上限はありません。ただし、昭和56年5月31日以前に建築された住宅は耐震診断が必須です。診断の結果、耐震性が不十分な場合は補助対象外となる可能性があります。
Q2. 中古マンションも対象ですか?
A. はい、対象です。戸建て・マンション・アパートを問わず、中古住宅であれば申請できます。
Q3. すでに契約してしまった場合は?
A. 交付決定前に契約した場合、残念ながら補助対象外です。契約解除または補助金を諦めるかのいずれかになります。不動産会社に「補助金の交付決定が出るまで契約を待ってほしい」と事前に伝えることが重要です。
Q4. 申請者と購入者・入居者が違ってもいいですか?
A. いいえ、申請者=購入者=入居者でなければなりません。たとえば夫名義で購入し妻が申請者、というケースは認められません。
Q5. 50万円以上もらうと確定申告が必要ですか?
A. はい、50万円以上の補助金を受け取った場合、一時所得として確定申告が必要です。ただし、一時所得には50万円の特別控除があるため、他に一時所得がなければ実質的な税負担は発生しません。
Q6. 5年以内に転居したらどうなりますか?
A. 補助金の全額または一部を返還する必要があります。やむを得ない事情(転勤・介護など)がある場合は市に相談してください。
Q7. 改修工事の「対象工事」とは何ですか?
A. 主に以下の工事が対象です。
- 間取り変更・増築
- キッチン・浴室・トイレの増設
- バリアフリー化
- 断熱・耐震改修
家電購入や外構工事(庭・駐車場)は対象外です。詳細は住宅課に確認してください。
今日やること(CTA)
この補助金は「先着順」ではなく「予算の範囲内」で交付されます。つまり、予算がなくなれば締切前でも終了する可能性があります。以下のステップで今すぐ動き始めましょう。
ステップ1:対象者かチェック
- 39歳以下の夫婦・パートナーシップ宣誓者(両方とも39歳以下)
- 18歳以下の子どもがいる
- 39歳以下の妊婦
- 市税等の滞納なし
ステップ2:住宅課に電話する
042-769-9817に電話して、以下を伝える。
- 「現在地(市外or市内)」
- 「対象住宅の所在地(緑区・中央区・南区)」
- 「購入or改修のどちらか」
- 「加算条件に該当するか(市外転入・同居・市内企業勤務など)」
ステップ3:必要書類を集める
- 住民票(全員分・続柄記載)
- 納税証明書(令和7年度分)
- 本人確認書類
- 購入予定住宅の広告or見積書
ステップ4:交付申請書を提出
締切は令和9年2月26日必着ですが、余裕を持って1月末までに提出しましょう。
関連する制度・リンク
まとめ
「子育て世帯等中古住宅購入・改修費補助事業」は、相模原市で家を買う・親と同居するための強力な支援策です。最大100万円(改修は80万円)という金額は、頭金や引越し費用、リフォーム代の足しになります。
ただし、交付決定前の契約は対象外という点、5年以上の居住義務という点には注意が必要です。事前相談をしっかり行い、スケジュールに余裕を持って申請してください。
出典:相模原市|子育て世帯等中古住宅購入・改修費補助事業(令和7年度版)

分からないところがあったら、遠慮なく聞いてくださいね。
他の記事も読んでみると、見え方がちょっと変わるかも。